③レンダリング
CGを作る上で、レンダリングが一番重要ではないかと筆者は考えています。
レンダリングとは、モデリングしたものを絵として立体的に見せるようにすることです。
言葉ではわかりにくいかもしれません。
ただ、モデリングしただけではCGとしては完成しません。
レンダリングソフトは下記のようなものがあります。
・Arnold (3dsmax)
・Vray
・shade
・Blender
・maxwell render
・corona render
などなどです。実はもっとたくさんあります。
レンダリングとモデリングは切っても切れない関係にあります。
VrayやMaxwell renderはプラグインとなっているので、対応していれば
他のモデリングソフトでも使用できます。
3dsmaxやShadeではモデリングもできますが、そのソフト専用のレンダリングがあるので
1つのソフトでモデリングからレンダリングまでできます。
またLumionやアンリアル等、少し特殊なものもありますので、
最後に説明します。
④タッチアップ
タッチアップは、レンダリングで仕上げた画像を
微調整したり空を入れたり、レンダリングでは表現できないことを
photoshopやlight roomを使って仕上げていきます。
タッチアップ作業はほぼ100% adobe photoshopを使います。
タッチアップをこのソフト以外でおこなっている人は知りません。
実際、タッチアップをすると「何をしたらいいかわからない」という人が大勢います。
これは経験がなければ、最初はどのようにすればいいかわからないものです。
コンセプトを重視しするために、強調する部分と作ったり、
レンダリングで入れることができなかった人等を入れる作業もあります。
その他ソフトについて
そのほか、細分化していけば、いろいろなソフトがありますが、
「③レンダリング」の項目で申し上げたソフトについてご紹介しましょう。
・Lumion
こちらはモデリング及びレンダリングソフトですが、かなりリアルタイムで
高品質なCGを作ることができます。
あらかじめマテリアルが用意されているため、非常に簡単で高品質です。
普通の作業からすれば1/3程度の時間でCGが作れるでしょう。
またアニメーションも簡単にできるのも非常の良いポイントです。
しかし、より厳密に、より正確に、よりリアルにを考慮すると、
基本的な工程よりは劣ります。
オリジナルのマテリアル等には弱い傾向にあります。
・アンリアルエンジン
アンリアルはリアルタイムレンダリングです。
その名の通り、CGがリアルタイムでできます。
つまりレンダリングする必要がありません。
ゲームのような世界を作ることができます。
プレゼンテーションをする際は効果抜群です。
まとめ
いかがでしたか。
図面作図⇒モデリング⇒レンダリング⇒タッチアップ
この工程が最高のCGを作るために必要なことです。
ソフトによってさまざまな違いはありますが、
この工程をマスターできればすべてのことに対応できるでしょう。
またスキルも格段に身に付きます。
筆者は10以上のソフトを使用してCGを作ります。
メインはAutoCAD,3dsmax(Vray),photoshopこの3つはレギュラーメンバーです。
建築の仕事をしていると、他にダイアグラムやアニメーション等も作業することもあります。
それぞれに応じてソフトが異なりますので、
このHPと通して、私が持てるすべてのスキルをここで皆さんに
お披露目し、みなさんのスキル向上に少しでも役立てれば幸いです。
ソフト選びは焦らずに、じっくり時間をかけてしましょう。
今はお試し期間はほぼすべてのソフトにありますので、
自分の目的にあったものを慎重に選びましょう。