レンダリングパソコンについて(上級)

レンダリングパソコンについて(上級)

レンダリングパソコンとは

筆者が学生でCGパースを作っていた頃は、
普通のパソコンで普通にレンダリングをしていました。
プロフェッショナルともなれば、レンダリングパソコンは
通常業務で使うパソコンとは別で作業します。
なぜなら、レンダリングはCPUをフルで使用するため、
レンダリング中は作業ができなくなるからです。
しかも、レンダリングには通常1時間から十数時間かかります。
アニメーションとなればもっとかかります。
そのため、通常作業するパソコンとレンダリングパソコンは
分けて作業をします。(プロであれば。。。)

レンダリングパソコンに必要な性能

ここからはプロフェッショナルで必要な性能になります。
通常、学生や趣味程度でCGを作っている人には必要ありません。
前回のブログで説明した「楽しみなパソコン選び!」に記載している性能があれば
特に問題はありません。

CPUのコア数とクロック数

レンダリングパソコンで一番注目するべきものは
CPUのコア数とクロック数です。
パソコンだどれだけレンダリングスピードを保有しているかは
コア数×クロック数で決まります。
それゆえ、コア数が多くてもクロック数が低ければダメですし、
コア数が少なくてもクロック数が高ければいいCPUとなります。
ただ、CPUの性能上コア数を多くするとクロック数が低くなる傾向にあります。

まずは、レンダリングパソコンのCPUは最低8コア必要です。
筆者としては、レンダリングパソコンのコア数が8コアだとがっかりします。
理想としては16~20コアが良いです。
CPUを2機搭載したパソコンがありますが、
1CPUで16コア、2CPUで合計16コアだとしたら
前者の方がレンダリングは早いです。

そのほか、ネットワークレンダリングや、GPUレンダリングもありますが、
ここでは割愛します。

グラフィックボード(GPU)

楽しみなパソコン選び!」でも記載しましたが、おすすめはQuadroです。
さらに言えば、Quadro RTX4000以上がおすすめです。
GPUは作業のスムーズ性にかなり関わってきます。
大きなデータを扱う場合は良いものを買いましょう。
筆者はQuadro RTX5000を使用しています。

GPUも実はコアを持っています。
これを性能が良いものにした方が良い理由がもうひとつあります。
それはGPUレンダリングです。
CPUレンダリングはデータが大きくても可能ですが、
GPUレンダリングはGPUのメモリの量までしかレンダリングできません。
(CPUレンダリングとGPUレンダリングの違いは別記事で説明します。)
そのため、GPUレンダリングをしたい場合は良いものを使ったほうが良いでしょう。
GPUレンダリングするときはメモリ16GB以上を推奨します。

メモリー

レンダリングパソコンのメモリーは32GBを推奨します。
これは多ければ多いほどおすすめです。
各社メモリーカードには、語尾に4桁の数字があります
例)DDR4-2400
DDR4はメモリーの種類、後半の数値はデータ転送スピードを表します。
種類はマザーボードによりますが、データ転送スピードは数値が大きければ大きいほど
データ転送が早くなるので、予算にあったものを選んでください。

まとめ

レンダリングパソコンを買う人はあまり少ないと思いますが、
CG制作を仕事で行っている人は、CPUやグラフィックボードなど
作るために必要なスペックを把握しておくとよいでしょう。

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