3Dソリッドとサーフェースの違い(AutoCAD)

3Dソリッドとサーフェースの違い(AutoCAD)

3Dソリッドとサーフェースは決定的に違う!

AutoCADには、いろいろなモデリングの種類があります、
ソリッドや、サーフェース、NURBS etc…
また、モデリングする方法によって、ロフトやサーフェスによるものもあります。

それぞれのモデリングの種類を使ってレンダリングをした場合、
全部結果は同じになると思っていませんか?
残念ながら、それは間違っています。
モデリングの種類による違いはあります。それは「ソリッドとサーフェス」です。
これを間違うと、正しくマッピングされなかったり、ガラスや水といった
マテリアルが全く機能しなくなったりします。
なぜ機能しなくなるのかをこれから説明していきます。

マッピングによる違い(全ソフト共通)

法線の概念

マッピングによる違いを説明するために、「法線」という概念を知る必要があります。
「法線」とは英語だと「normal」になります。
法線とは、簡潔に言うと「面向き」です。
オブジェクトには必ず「向き」があります。その向きを正しく作らないと
マテリアルを割り当てるときにうまく機能しないときがあります。
モデリングをしているときは全然意識していませんが、
レンダリングするときには「法線」が非常に重要な役割になります。

法線(面の向き)とは

法線は面の向きです。表と裏があります。
通常、サーフェスにマッピングをすると全部そのテクスチャーになるということではありません。
法線の裏側はマッピングの裏側になります。
マッピングされたサーフェスをレンダリングすると、でこぼこも反転されますし、テクスチャーの明るさ等も違います。
正しいマッピングをする際は、必ず表と裏を気にしなければなりません。

一方、3Dソリッドは、どじられたモデリングです。内と外が必ずあります。
なので、内側が裏、外側が表となり、ソリッドでモデリングすると、
必然的に法線が表を向くので、何も考えずにマッピングすればよいのです。

サーフェースの面の向きの決まり事

サーフェースの向きはどのように決まるかをみていきましょう。
実は、サーフェースの作り方ですべて決まります。
手書きで図面を書くとき、右から左へ線を引きますよね。下から上へ引きますよね。
それと同じなのです。右から左、下から上へCADで作図した場合は、上面が法線の表となります。
反対から書くと、下面が表となります。ロフトも選択した順番で決まります。
やむを得ずサーフェースでモデリングをする場合は、法線の向きを気にしながら確認しましょう。

ちなみに、AutoCADで面の向きを確認する場合は「offsetsrf」とコマンドを打ち、
オフセットする向きを選択する画面になったときに、法線の向きがわかります。

オブジェクトによる違い(全ソフト共通)

サーフェースと3Dソリッドのもう一つの違いは、オブジェクトにあります。
サーフェスは厚みがありません。一方、ソリッドには厚みがあります。
この違いです。これは、非常に重要です。

ガラスや水等、透明あるいは半透明なマテリアルを割り当てる場合、
「屈折」が生じます。その屈折は、厚みがあってこそ、屈折をします。
しかし、サーフェスの場合は厚みがないので、屈折が起きません。
従って、レンダリングをすると、エラーになります。
(エラーメッセージではなく、レンダリング結果がおかしなことになる。)

まとめ

筆者はほぼ99%ソリッドでモデリングします。
opacityを使うところ以外はすべてソリッドです。
opacityはサーフェースを使います。それは、
opacityは面をくり抜くので、ソリッドだと2面をくり抜く形になるので、
都合が悪いです。poacityについてもおいおい記事を書いていきます。

もう一度言います。
AutoCADでモデリングするときは99%ソリッドです。
覚えておいて損はないと思います。
綺麗なレンダリングになるように心がけていきましょう。

3Dソリッドとサーフェースの違いを説明した
youtube動画も載せています。
どうぞご覧ください。

ソリッドとサーフェースの違い
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