AutoCADの作図スピードを速くする裏技/小ネタ ①繰り返し機能

AutoCADの作図スピードを速くする裏技/小ネタ ①繰り返し機能

AutoCADの作図便利機能紹介

このサイトでは、3dsmax、vray、forest pack、PSDmanagerを主に取り上げています。
理由は解説している人が少ないからです。
筆者があまりAutoCADの記事を書かない理由は、
AutoCADの日本語での解説は他の人がたくさんやっているし、
そっちのほうがわかりやすいと思っているからです。

しかし、AutoCADの操作方法を解説している人は、”基本”しか教えていないので、
実際に図面を書くときに使う技術として教えているかは、私にもわかりません。
ただ、筆者が一級建築士として図面をAutoCADで書いてきた中で、
非常に便利な機能を紹介します。
筆者的には、3dsmaxとAutoCADどちらがより熟知しているかといえば、
実はAutoCADだと思っています。

あまり知られていない機能だと思うので、
一度使ってみてください。

繰り返し機能 ”M + enter”

例えば、オフセットを繰り返すときに、毎回線を選択して
繰り返していませんか?
このM+enter機能を利用すれば、繰り返しが楽になります。
Offsetを例にとってみてみましょう(図-1)

図-1

手順
線を書く → offset と入力 → オフセット距離を入力 → 線を選択 → Mを押した後、Enterを押す
あとはオフセットしたい側に連続クリックするだけで簡単に繰り返しができます。

フィレット(面取り)の場合でも同じです。(図-2)

図-2

四角を書きます → fillet と入力して Enterを押します → 下を押してradiasを選択します
→ 数値(任意)1000 と入力して Enter を押します
→ フィレットする前にM をおして Enterを押します
そうすると、連続でfilletができます。

まとめ

M + Enterは、繰り返し作業をする時に非常に便利です。
今回紹介したOffsetやfilletなどもすごく便利です。
筆者はこの二つで繰り返しする際は、このM + Enterを愛用しています。

このブログでは、あまりAutoCADを取り扱っていませんが、
少しづつですが、解説していきたいと思います。
AutoCADでは作業手順が細かすぎるので、
GIFを使って解説していこうかと思います。
ただ、GIFは重いので、1記事に書ける量を制約しているので、
機能紹介は1記事1つに限定していきます。

今後はAutoCADでのモデリングも少しづつ解説していく予定です。
今後とも、このブログを末永くよろしくお願いします。